2015年4月8日水曜日

ブラックハットSEOについて

Facebookに流れてきたブラックハットSEO業者にひっかかった方の下記の記事を読みました。

「SEO業者に35万円払ったが、最悪な結果となったのでブログをはじめました。本当にありがとうございました。」

一概には言えませんが、先方から電話営業してくる業者は疑いましょう。
また、Googleは結局、ユーザーに価値のある情報をサイトを優遇していきます。ブラックハットSEO業者のちょろいテクニックにごまかされ続けるような検索エンジンではありません。そして、Googleはますます賢く進化しています。

最近、サイト責任者(=サイトの持ち主)から「SEO」という単語はよく出るのに、Webサイトの基本的な用語は通じないケースが多くあり驚きます。私の専門はウェブサイト構築ではありませんので(たまにやりますが)、ウェブサイト構築を本業にされている方々はもっと以前から同じことを感じていらっしゃることでしょう。

SEOはSearch Engine Optimizationの略語で、検索サイトを最適化することです。よってSEO対策は、検索エンジンを騙すことではありません。

ウェブサイトの運営は時間もかかるし煩雑なので、外注することはごく普通のことですし、本業に集中できるので悪いことだとは感じません。ただ、外注する際は、周囲のインターネットに詳しい人に相談するか、複数の問い合わせをして信頼できる業者を探すべきです。信頼できる業者は、適切なホワイトハットSEO対策を施し、変な裏技を使わずに地道に正確な検索結果を引き出すようなサイトを構築します。

ブラックハットSEO対策のせいで、検索する側も正しい情報にたどり着けなくなるため、検索結果上位のサイトを疑う目で見るようになってきています。少なくとも私はそうですし、検索結果の上位に出る広告費を払っているサイトは、ほとんど無視します。(検索対象の分野にもよりますが…。)

SEOの分野はとても難しいので、私もまだまだ勉強していこうと思います。ちょうど昨日この分野の本をKindleで2冊買ったところなので(下記2冊)、無駄にせず熟読することから始めようっと。

聞くは一時の恥 永江一石のなんでも質問 なんでも回答 メルマガベストセレクト 2012-2013 [Kindle版] 永江一石 (著)

  • サイトの仕組みに詳しくなくても、わかりやすくSEO対策等を解説しているメールマガジンのまとめ本です。
    Kindle版のみで292円です。
    著者の永江氏はサイトの運営コンサルなどをされていて、SEO対策をやさしく解説してくださる方です。私もかなり永江氏の書きもの(ブログ等)でSEOについてを勉強しました。
    永江氏が発行しているメールマガジン『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』も読み応えがあります。


頼られるWeb担当者になる! Googleウェブマスターツールの教科書 [Kindle版] 大本 あかね (著), 菊池 崇 (著)

  • 前述の永江氏が紹介していたので買ってみました。
    Webサイト構築者向けの本かと思います。
    Kindle版2,280円、単行本版2,462円です。